★ 俺たちに翼はない 感想・３

2週目はたまひよルートでした。
ってわけで完全ネタバレ感想です。

鷲介のキャラとかもあるけど、やっぱり一番とっつきやすいルートですね。
ヒロインの女の子が抱える問題を主人公がなんとかするっていう王道ですが、主人公が活躍すると言う点ではバトル物に匹敵するくらいかっけーって感じなので好きな流れ。

全体的にキャラ立ちがすごくて、どのキャラを取り出しても語りつくせぬ魅力がありますし、どのキャラと絡ませても面白そうってのがあって、なんか凝縮された作品だなあと。
つか、パルさん隼人には全く気がないっぽかったのに、まんざらでもなかったのね。
王雀孫の書く面倒見よさげな年上キャラってどれもツボだったのでやばかったｗ
それ散るで言えばあらはーの人とか私は賢者よ！　の人とか。
今作なら、まだ途中ですけど米田、紀奈子とかもいいですね。

内容について。
ヒノエリはたまひよに言い返して欲しくて言いたい事言ってたみたいですが、実際問題正論ばっかり言われても反論できねーよなあ。
たまひよも「正論だから言い返せない」とか最後言い返したけど内容的には真っ向からの反論じゃなくてお互い言いたい事言っただけって形になったとか見ればわかりますけど、そりゃそーでしょと。
でもまあ、お互いが的射た事を分かってて言い合えるってのは大事な友達だからこそですね。
そういう関係が築けるってのは幸せな事かも。

そういや鷲介の抱える問題についてはカケルが話してたってことだけど、それにしてもみんな知ってる素振りすらみせないのはすごい。
もうちょっと動揺して欲しかったような。
簡単な問題じゃないと思うんですよねえ。まあカケルがどう話したか（ってかめっちゃあっさり話そう）によるか。

ついでにカケルですが、最初はカケルのぶっ飛び具合がすごくてこの作品の肝はこいつかと思ってたくらいなんですよね。
（結果的にはもっとすごいのがいたけどｗ）
もうちょっとカケルのその後を見たかったかな。
自分をクスリなしで飛ばしてくれる存在のガルーダをみすみす逃すとは思えないんですけど、なんだかんだでカケルもあの喫茶店と面子に染まったってことかしら。

さて、タカシ編の京が残ってますが、あんまり気が進まないんで（あの子怖いよ；）次は隼人ですね。
どうもある程度話を進めないと一番の注目キャラ鳴は選べないって事ですが、いよいよかな。
期待のむらこキャラなんで楽しみです。


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